172施設が気になる悪臭3種類 Part1.香水

172施設が気になる悪臭3種類 Part1.香水

ホテルに宿泊した際に、どうしても気になるのが「部屋の臭い」。
引き続き全国のホテル172施設の客室清掃担当者が、どんな臭いで悩まれているかの調査記事です。

◆食べ物・体臭・香水の悪臭3強

1/3近くの施設が「困っている」と回答された強敵の悪臭、食べ物・体臭・香水。
多くは汗や零れた香水が布地に染み込んで取れないという種類のお悩みでした。
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今回はまず「香水」についての記事となります。

◆香水に対して。

香水は「香りを付けること」を目的としているもののため、消臭剤で消すということは困難です。
しかし場所さえわかれば、熱湯や洗剤などを使うことで対処することができます。

香水は通常手首や掌にスプレーして首筋へ塗りつけます。
ですのでソファーであればひじ掛け、ベッドであれば縁に座ることが多いので縁側を、といったように「手首・掌が触れやすい場所」で考えると香水が染み付いているポイントを探すことができます。

香水が染み付いているポイントが見つかれば、ドライヤーや熱湯で香水を揮発させるか、洗剤で香水ごと洗い落とすのが効果的です。

また、こういったサイトがあるように様々な場所で香水を利用される方もおりますので要注意です。

◆香水と消臭剤が混ざる!?

その他に注意する点として、消臭剤の使い方があります。
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コンビニ・100均にある消臭剤のほとんどが「マスキング法」を採用しています。
これを香水に振り掛けると、香水の臭いと悪臭を覆い隠そうとする消臭剤の臭いが混ざってしまいます
「消臭剤でとりあえずの対処をしたい・・・」とお考えの場合は、「マスキング法」を採用していない業務用の消臭剤を利用することをオススメします。

来週は引き続き「臭い3強」についてご紹介いたします。

続き⇒172施設が気になる悪臭3種類 Part2.体臭

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