【竹のさと通信ー3月号】 今月の映画 by 柴田

久々に見ました。100%白黒映画。昔の映画。アメリカの陪審員物語です。

この映画が伝えようとした事は、父親殺しの罪に問われた少年の裁判の中、「先入観と偏見は危ない、間違う判断になりかねない」、「人の命を軽く判断してはならない」と思いますが、私は別の視点で、「お金をかけずに、いかに素晴らしい映画が出来上がるか」という点で感動しました。

海外ロケところか、外での撮影もほとんどなし、12人の男以外に登場人物もほとんどなし。もちろん特殊効果及びCGなし。ああ〜素晴らしく省エネの映画。

12人の男(といってもオッサン達ばかり…。)と一つの部屋で、ストーリーは展開されます。
(カメラも1台で足りたのでは?)

たったそれだけなのに!天文学的な製作費をかけたタイタニックよりも、私にはこの映画の方がもっと面白かったし、没頭して見れました。

「竹のしずく」のマーケティングもこれを見習わなくちゃと思いました。

アイディアと中身次第で、いくらでも良いものは完成できます。よしよし。


柴田

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